家を売却する場合の片付けのタイミング

家を売却する際は、どこかのタイミングで家具、家電、荷物などを片付ける必要があります。家具などが綺麗に片付けてあると、査定や売却の時に高く評価してもらいやすくなります。片付けるタイミングは以下の通りです。

査定の前

家の査定前に不要な家具、家電、荷物などを片付けておくと、家への印象が良くなります。査定の金額で売却できるとは限りませんが、査定の段階で高い金額を付けてもらえれば、納得のいく結果になりやすいでしょう。

内覧の前

購入希望者が内覧する前も、綺麗にしておくべきタイミングです。まだ家主が住んでいる場合もありますが、それでも出来るだけ不用品などは片付けておきましょう。また、空き家になっている場合はすぐに引き渡しが出来るように片付けておくと、購入検討者からの印象がよくなります。

引き渡しの前

引き渡しの前は、片付けるタイミングのデッドラインといえます。引き渡しの前となると『付帯設備表にのっているもの』以外は全て片付けておかなくてはなりません。できるなら余裕をもって片付けるようにしましょう。

家の売却に伴う不用品の処分方法

家の売却時に不要になった家具、家電、荷物などを処分する方法は以下の通りです。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者とは、不要になった家具や家電などを回収してくれる業者のことです。自治体の粗大ごみ回収よりも日時やごみの量に融通が効きます。ただし、スピーディーに不用品を処分できる分、その他の方法よりコストがかかってしまいます。

ごみとして処分する

一般ごみや自治体の粗大ごみとして処分する方法です。小型のごみは自治体が指定する回収日に出し、大型のごみは粗大ごみの収集を依頼して、回収してもらいましょう。持ち込みができる方であれば、近くの収集センターに直接持ち込んで手数料を支払い、処分してもらうこともできます。

知り合いに引き取ってもらう

状態の良い家具や家電などは、知り合いに引き取ってもらうのも手です。必要な方にとっても、不用品を処分したい方にとってもメリットがあります。事前に友人や家族に必要な不用品が無いか聞いておくとよいでしょう。

ネットで売却する

状態の良い家具や家電などの不用品であれば、ネットやリサイクルショップで売るという方法があります。ネットオークションやフリマアプリで売ることができれば、不用品の量が多いとそれなりの金額になるでしょう。ただしいつ売れるか分からない点や、購入者とのやり取り、発送の準備など手間がかかります。リサイクルショップで買い取りしてもらう場合は、その場で買い取りしてもらえるため待ち時間はありません。ただし買取価格が安い場合がほとんどなので、金額には期待しない方が良いでしょう。

引っ越し業者の引き取りサービスを使う

家の売却に際して、家電や家具を新しくしようと考えている方も多いと多いと思います。そういった場合は、家具メーカーの引き取りサービスを使うのも良いでしょう。大手家具メーカーなどの中には、新しい家具を購入すると、不要になった家具を引き取ってくれるサービスを行っている場合があります。新しく家具を揃える予定の方は、ぜひ利用してみましょう。

査定や内覧前に片付けが間に合わない場合

様々な事情で査定や内覧の前に片付けが間に合わないこともあると思います。そのような時は以下のような方法で対処することができます。

引越し会社の一時預かりサービスを利用する

住み替えで引越し業者を利用する場合は、引越し業者の一時預かりサービスを利用することができます。

トランクルームやレンタル倉庫を利用する

トランクルームやレンタル倉庫なら、荷物の運搬を自分でやらなくてはなりませんが、様々な荷物を自由にあづけておくことができます。

宅配型収納サービスを利用する

宅配型収納サービスは、箱に詰めて宅配で送るだけで預けることができるサービスのことです。荷物の運搬を宅配業者に任せられるため、自分だと荷物の運搬が難しい方におすすめです。

まとめ

いかがでしたか。家の売却時には、不用品を片付けるべきタイミングがあります。不用品を処分する方法にはいくつかありますが、期日までに片付けられない場合でもサービスを活用することで対処することが可能です。今後家を売却する予定のある方は、ぜひ本記事で紹介した内容を参考にしてみてください。